プロポリスの成分一覧とその働き【フラボノイド・アミノ酸など】

シミ・シワ、免疫力低下、アレルギー…さまざまな悩みを解決する天然の万能薬として注目を集める「プロポリス」。

プロポリスには、私たちの健康にうれしい効果がある成分がたくさん含まれています。でも「成分」と聞くと、なんだか難しそうに感じるかもしれませんよね。

この記事では、プロポリスに含まれている代表的な成分と、それぞれがどんな働きをしてくれるのかをやさしく解説します。

プロポリスとはどんなもの？

プロポリスは、ミツバチが樹木の樹液や花粉などを集めて作る“天然の抗菌物質”です。ミツバチはこれを巣のすき間に塗って、細菌やウイルスが入らないようにしているんですよ。

そんなプロポリスには、私たちの体にも役立つ成分がたっぷり含まれているのです。

プロポリスの中でも注目されているのがフラボノイドという成分。植物にも多く含まれているポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があります。

抗酸化作用とは、体のサビ（＝老化の原因になる活性酸素）を取り除く力のこと。これにより、老化予防・免疫力アップ・生活習慣病の予防などが期待できます。

アミノ酸は、筋肉や内臓など、私たちの体をつくる材料になるとても大切な成分です。

プロポリスには20種類以上のアミノ酸がバランスよく含まれており、体の機能を整えたり、疲労回復に役立ったりすると言われています。

プロポリスには、ビタミンB群やビタミンEなども含まれています。これらのビタミンは、エネルギー代謝やお肌の健康維持に欠かせません。

特にビタミンB群は「疲れにくい体づくり」や「ストレスに強くなる」ためにサポートしてくれます。

カルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラルも含まれています。これらは体の調子を整える“縁の下の力持ち”的な存在。

ミネラル不足になると、イライラしたり、体がだるくなったりすることもあるので、プロポリスで自然に補えるのはうれしいですね。

プロポリス特有の香りや刺激は、これらの成分によるもの。抗菌・抗炎症作用があり、喉の痛みや口内炎ケアにも役立ちます。

また、リラックス効果もあると言われており、自然のアロマのような役割も果たしています。

成分名	主な効果・働き
フラボノイド	抗酸化作用（老化予防）、免疫力の強化、生活習慣病の予防
アミノ酸	疲労回復、筋肉や臓器の材料、体調の維持に貢献
ビタミンB群	エネルギー代謝のサポート、疲れにくい体づくり、ストレス対策
ビタミンE	抗酸化作用、血行促進、美肌づくり
ミネラル類	体の機能調整（カルシウム、マグネシウム、鉄など）、精神安定、代謝のサポート
有機酸	抗菌作用、抗炎症作用、腸内環境の改善
芳香成分（精油）	抗菌・抗ウイルス作用、リラックス効果、喉や口内環境のケア